多く赦され多く愛する

イエスに香油を塗る女 礼拝

2025年3月30日(日)礼拝(聖書箇所:ルカ7:36〜50)

聖書から:
紀元30年頃、イエス様はガリラヤ湖北岸に位置するカペナウムの街を中心に宣教をなさっていました。
ある時イエス様は、パリサイ人シモンの家に招かれ、食卓におつきになりました。
すると一人の罪深い女がやってきて、イエス様の足に涙し、髪で拭い、口づけし、香油を注ぐのです。
それを見たシモンは、もしイエス様が預言者ならその女がいかに罪深く汚れているか、わかるはずだと考えました。
その心を見抜いたイエス様は、シモンがイエス様に足を洗う水をくれなかったこと、口づけもせず香油も注がなかった非礼を指摘されたのです。
一方、彼女がこのようにイエス様のために考え、行動した理由は、多くの罪を赦されたからであり、それだけ多く神を愛したことを証しされたのでした。

私たちも他人の落ち度には敏感でも、自分の罪には疎いことを知っておきましょう。
そして、多くの罪を赦されたこの女のように、自分の罪を悟ること、それに対する神の哀れみと、キリストの十字架を覚えることはとても大切なことです。
悔い改めるその時、罪を赦され、より豊かに神を愛する者となるからです。

まことに 私のいのちの日の限り
いつくしみと恵みが 私を追って来るでしょう。
私はいつまでも 主の家に住まいます。(詩篇23:6)

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