2025年1月26日(日)礼拝(聖書箇所:ルカ19:1〜10)
聖書から:
紀元30年頃。
宣教の働きをガリラヤからユダヤに移されたイエス様は、やがて十字架の時がせまり、エルサレムへと向かわれました。
そして、その途中でエリコの町に立ち寄られました。
そこにはザアカイという取税人の頭をする金持ちがいました。
彼はイエス様を一目見ようと先回りして、人垣を避けるためにいちじく桑の木に登りました。
しばらくしてイエス様がその木の下まで来られると「ザアカイ、降りてきなさい。わたしはあなたの家に泊まることにしています。」とおっしゃったのです。
ザアカイがイエス様とお会いするのは、この日が初めてです。
実にキリストはその人の名を知っているだけでなく、その罪深い生活のすべてをご存知なのです。
そのキリストが彼の家、つまり罪深い人生のるつぼにその身を寄せてくださったのです。
キリストの深い哀れみに心砕かれたザアカイは、「貧しい人々に施しをする」と言って、金銭ではなく、隣人を愛する心を持ったのです。
また、「だまし取ったお金は4倍にして返す」と言って、悔い改め、砕かれた心をキリストの御前に表したのです。
キリストに心の目を向けることによって私たちは砕かれ、整えられるのです。
悪を行う者はみな、光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、光の方に来ない。(ヨハネ3:20)
コメント