アブラムの失敗

聖書祈り 礼拝

2025年1月19日(日)礼拝(聖書箇所:創世記16:1〜6)

聖書から:
紀元前2200年頃。
神様の御言葉に従ったアブラムは、メソポタミアのハランを去り、カナンでの天幕生活を続けていました。
そのアブラムに神様は、子孫繁栄を約束くださっていました。
しかし、彼と妻のサライとの間には、未だに子どもがいませんでした。
そこで妻サライは、自分に仕えているエジプト人の女奴隷、ハガルを夫アブラムに与えることで子どもを得ようと考えたのです。
アブラムもその提案を受け入れ、ハガルを迎えました。

やがてハガルは身ごもりましたが、そのことでサライのことを軽く見るようになりました。
不愉快に思ったサライは、夫アブラムに不平をこぼすのでした。
対処を迫られたアブラムは、サライにハガルのことを好きにすればよいと答えたのです。
やがてハガルはサライに苦しめられ、家を出てしまい、アブラムの家庭は崩壊の危機を迎えたのです。
こうなる前にアブラムは、神様に伺いを立てるべきでした。

やがて神様の御使いがハガルのところに現れ、神様の御言葉をもって彼女をサライの下に返したのでした。
神様は不完全な私たちに将来と希望をお与えくださいます。
私たちには、その神様の御心を求める信仰が必要なのです。

ヤコブの家よ、わたしに聞け。イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいたときから担がれ、生まれる前から運ばれた者よ。(イザヤ46:3)

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