目標を定めること

天国 礼拝

2025年1月5日(日)礼拝(聖書箇所:エレミヤ29:10〜14)

聖書から:
紀元前605年。
南ユダ王国は神様から離れ、その罪ゆえに滅亡の時を迎えていました。
民と神様との関係は深刻な状況でした。
それは、エルサレム神殿がバビロニア帝国の侵攻を受けたことによって破壊され、神殿の器類が奪い去られてしまうほどでした。
また、エルサレムでは偽預言者の働きが横行し、実現するはずのない希望を語り、民たちがそれに期待を寄せていたのです。

この絶望的な状況の中で預言者エレミヤに語られた御言葉は、神様が70年のときを経てバビロン捕囚を終わらせるということでした。
つまり、民たちをエルサレムに帰らせ、国を復興させるという、希望のご計画だったのです。

罪による絶望に迷い込んでも、民に対する神様の御心は希望に至らせることでした。
そのためにも、祈りを持って神様を見出し、祝福を目指すようお教えになったのです。

今の私たちには、天の御国を受け継がせるという神様のご計画が与えられています。
それだけでなく、そこに導いてくださる神様のお働きを受けているのです。
神様の働きを覚え、希望の将来への目標をもって、歩み続けることが大切なのです。

またキリストにあって、私たちは御国を受け継ぐ者となりました。すべてをみこころによる計画のままに行う方の目的にしたがい、あらかじめそのように定められていたのです。(エペソ1:11)

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