2024年11月10日(日)礼拝(聖書箇所:創世記14:16〜24)
聖書から:
紀元前2200年頃、死海地域の5カ国はメソポタミア地域の4カ国との戦争に敗北し、すべての財産とすべての食糧を奪われました。
その中にはロトとその家族が含まれていたので、アブラムは318名の使用人を伴って敵軍を追いかけ、略奪されたすべての人々と財産を取り戻したのです。
すると、主の祭司メルキゼデクとソドムの王がアブラムを出迎えたので、アブラムは祭司に全ての物の十分の一を与え、主に感謝を表しました。
一方、ソドムの王は取り戻した財産をアブラムに与えると申し出たのです。
それは、アブラムが得た勝利を、王は自分の功績にしようと目論んでいたからです。
しかし、アブラムの勝利は神様から授かったもの。
それなのに王から報酬をもらってしまえば、アブラムにとって自分を誇る誘惑にもなりかねません。
アブラムは王の申し出をきっぱり断ったのです。
しかし、ソドムの住人ではないのに協力してくれたアネル、エシュコル、マムレの3人には、報酬を与えるよう王に申し述べたのです。
アブラムが示したように、救いを受けた私たちには、受け取ってはならないもの、受け取るべきもの、そして受けた行為に報いて捧げるべきものがあるのです。
ですから、わたしはあなたに言います。この人は多くの罪を赦されています。彼女は多く愛したのですから。赦されることの少ない者は、愛することも少ないのです。」(ルカ7:47)
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