2024年11月3日（日）礼拝（聖書箇所：創世記14:8〜16）
聖書から：
紀元前2200年頃、メソポタミアのハランからカナンに移り住んだアブラムは、放牧地の必要から甥のロトと生活圏を分けることにしました。
それからしばらくして、死海地域の5カ国と、メソポタミア地域の4カ国との間に戦争が勃発したのです。
それは死海5カ国が13年に及ぶメソポタミア主要国の支配下から離脱するためでした。
結果、死海5カ国は敗北し、戦勝国軍による略奪を受けたのです。
その中には、ロトとその家族が含まれていたのです。
実にこの世は突然、私たちの生活を脅かすことがあります。
アブラムは、訓練を受けたことがある使用人たち318名を伴って、ロトたちを連れ去った敵軍を追いかけたのです。
しかし、いくら訓練を受けた使用人たちとはいえ、相手は軍隊です。
数においてアブラムより勝ることは間違いありません。
それでもダンまで追跡したアブラムは、318名を分けて夜襲を仕掛け、ロトとすべての財産を取り戻したのでした。
子孫繁栄を約束し、カナンの地を相続させるとおっしゃった神様の御言葉と御心は、強力な軍隊をもってしても曲げられたりはしなかったのです。
私たちは御言葉を信じて行動するところに、神様の御力による勝利を得ることができるのです。
神から生まれた者はみな、世に勝つからです。
私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。（Iヨハネ5:4）
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