アブラムの生き方

光 礼拝

2024年10月20日(日)礼拝(聖書箇所:創世記13:8〜18)

聖書から:
紀元前2200年頃、飢饉を逃れるためにエジプトに滞在していたアブラム一族は、再びカナンの地に戻ってきました。
ところが家畜に必要な牧草地が足りなかったため、アブラムは甥のロトと生活領域を分けることにしました。
するとロトは、水源に恵まれ主の園のような理想的な地域である、ヨルダンの低地のソドムを選んでそこに移り住みました。

創世記19章では、ロトがその町で家を所有し、定住できていた姿があります。
一方、カナンに残ったアブラムは、天幕生活を続けていました。
家畜のための放牧生活をしていたためかも知れません。

一見するとロトの方が豊かさに恵まれており、アブラムが乏しさを選んでしまったように思えます。
しかし、アブラムはすでに神様から希望の御言葉をいただいていました。
それによってアブラムは、ヘブロンに移り住んでもなお天幕生活を続けましたが、祭壇を築き、礼拝を守り続けるほどの希望ある日々を送ったのです。

乏しくても、御言葉の希望に支えられた生き方こそが、自身を神様に頼る確実な将来へ運ぶこととなるのです。

あなたのみことばは 私の足のともしび
私の道の光です。(詩篇119:105)

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