2024年10月6日(日)礼拝(聖書箇所:創世記12:9〜20)
聖書から:
紀元前2200年頃、イスラエルの先祖アブラムは神様の御言葉に聞き従い、家族とともにハランを去ってカナンの地にやってきました。
すると神様はアブラムに、彼の子孫にこの地を与えるという約束を下さったのでした。
ところがアブラムがネゲブに滞在していた頃、そこで飢饉が起こったため彼らはエジプトへ逃れることにしました。
そして妻サライに、自分のことをアブラムの妹だとエジプト人たちに証言するよう求めたのです。
それは、エジプト人がアブラムを殺し、サライを奪い取ることを恐れたからでした。
するとアブラムが恐れた通り、ファラオの高官たちは彼女をファラオのもとに召し上げてしまったのです。
その一方でアブラムの生活は彼女のゆえに成功し、豊かさを増すこととなったのです。
一見するとアブラムの取り組みは祝福されているように見えますが、神様の御心は彼の子孫にカナンの地を与えることであって、エジプトで成功することではありません。
そこで神様はアブラムにではなく、ファラオに災いを下されたのです。
するとファラオはアブラムにサライを返し、彼らをエジプトから追放したのでした。
神様の御言葉は必ず実現するもの。
私たちには、神様の御心を求めることと、従うことが必要なのです。
人の心には多くの思いがある。
しかし、主の計画こそが実現する。(箴言19:21)
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