2024年9月22日(日)礼拝(聖書箇所:創世記11:1〜9)
聖書から:
ノアの箱舟以後、人々は同じ言語を使っていました。
やがて東の方へ移動し、後のシュメール地方に平地を見つけたため、そこに定住することにしました。
その時、これまで石を建築材料としていたのをよく焼いたレンガに変え、漆喰に代わって瀝青でレンガをつなぎ合わせ、天にまで届く塔を建て始めたのです。
それは、散らされることなく安定した社会と生活を構築するためでした。
生活の安定と向上のために、産業や技術の発展は望ましいことです。
しかし、そのような人類の知恵と力に頼ることによって、人は神様との関係を希薄にしてしまい、やがて罪に至ります。
神様は人々の様子をご覧になり、彼らの愚かさの要が同じ言葉を使っていることにあるのを見て、彼らの言葉を混乱させられました。
こうして人々は、様々な地域に散らされただけでなく、愚かさの象徴でもある塔の建設をやめたのでした。
技術や生活を向上させつつも、神様との関係をおろそかにしていてはいけません。
神様に聞き従うこと、そして共に神様を目指す幸いを語り、救いやその希望を、後の時代にも残すことのできる信仰を持つことが大切です。
今、もしあなたがたが確かにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るなら、あなたがたはあらゆる民族の中にあって、わたしの宝となる。全世界はわたしのものであるから。(出エジプト19:5)
コメント