神の御心を知る

イタリアの地図 礼拝

2024年8月4日(日)礼拝(聖書箇所:使徒28:11〜15)

聖書から:
紀元60年頃、パウロは船でローマへ護送される途中、嵐によって遭難したものの、マルタ島に無事に上陸し、難を逃れ、冬を越しました。
そしてアレクサンドリアの船を見つけ、それに乗り込み、イタリア、そしてローマを目指していました。
その船にはディオスクロイという、ギリシア神話の双子の神の飾りが付けられていました。
この双子の神は航海を守り、幸運をもたらすと信じられていて、人々はこのように船の安全を祈願していたのです。

やがてイタリアのレギオンを経由し、プテオリの港町に到着すると、パウロたちは兄弟たちと出会い、7日間そこに滞在したのです。
その後、ローマへと陸路を移動すると、ローマから知らせを聞いた兄弟たちが、アピイ・フォルムの町までパウロを迎えに来たのです。
さらに道を進み、トレス・タベルネまで来ると、そこでも兄弟たちがパウロを迎えに来たのです。
こうしてパウロは無事にローマに辿り着いたのでした。

それはディオスクロイのご利益による幸運ではなく、パウロに示されていた神の御心が成就した事によるものでした。
神の御心を知ることによって困難を乗り越え、御心が成就することによって私たちはなお強められます。
御心を求めることが大切です。

人の心には多くの思いがある。
しかし、主の計画こそが実現する。(箴言19:21)

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